中学ヨット部OB
夜須中学ヨット部OBのM君は中学卒業後は佐賀県の唐津西高校に進学しました。
唐津といえばヨットのメッカで、なかでも唐津の高校生は日本一ヨットの練習をすることで知られています。
M君の「ヨットに乗りたい上手くなりたい」という情熱と素直な資質が、彼を唐津へと導きました。
その彼が、春からの大学生活を前に、自動車免許を取るため帰高しています。そして今日、夜須中学校ヨット部員に、唐津での生活や日本一の練習ぶりを語ってくれました。
インタビュアーは同期でキャプテンだったS君。
「合宿時は4時に起床で5時半出艇」「午後の練習は13時から20時まで」「12月30日まで練習して、1月1日は休み、2日の午後からまた練習」など、驚かされましたねー。
しかし本当にすごいと思ったのは、「練習時間がとれずに1回のタックしかできなくても、海にでてその1回に集中することが大事」「いつでも集中力を途切れさせないように、常に考えて、どうやったらもっと速く、上手くなれるかを考え続けることが大事」など、セーリングに対する考え方、心がけ。そしてその話をする彼の説得力でした。
経験が、彼の話をどっしり支え、ゆるぎないものにしている、そう思いました。一体どれほどの試練を乗り越えてきたのか。尊敬しつつも、彼の成長ぶりがうらやましく思えました。
かつて彼に関わった人間として、これほど嬉しいことはないです。今夜は風の神様と祝杯をあげます。
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