ミシン仕事
艇庫にはミシンもあります。
知り合いでセーラーでテント屋のIさんから譲っていただきました。
どんな布でも突き通す強いやつです。真っ直ぐしか進めない不器用なやつでもあります。
中学生が使うセールが破れたら、これで縫います。
シーホッパーのセイルクロスは薄いので、風をとらえることが少なく風にはためくことが多い中学生のセールはすぐに痛んでしまいます。縫うのにはそれなりに手間がかかります。新しいセールもあるのですが、なるべく使わせません。初心者のうちは上記理由で痛みが早いし、一枚5万円ほどする高価な消耗品ですから。
ミシン仕事は管理者としての意地の見せ所です。ロックを聴きながら一気にやってしまいます。
会員さんもたまに使います。若者は下手です。家庭科で習っただろうに。「習っただろ。」というと、「習ったけどこんなのできませんよ。」とのたまう。
50代以上の男性会員はなぜかミシンを上手に使う方が多いです。家庭科なんてなかっただろうに。「すごいですねー!」というと、「ミシンくらい使うよ。」と言います。オヤジ達のカッコいい一面です。
ミシンを通して社会や教育のありかたを思う瞬間でもあります。
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