この日朝の天気予報では「寒気が流れ込んで不安定な天候」と言っていました。
ハーバーに来てみると風は微風。沖は靄のようなものがかかり、春先の強い西風に変わる日にそっくりです。やばいと思いながらも、本日も龍馬カップのシミュレーションを行いました。
9時までに艤装と着替えを完了し、10時から50分間、大学生とジュニアヨットクラブの皆でレース備品の準備をしました。その後昼食をとって出艇しました。
大会の備品準備の時は3m/sほど吹いていましたが、出艇してからは不安定な0.5m/sの風になりました。初めはコースも設定できませんでしたので、正三角形にブイを設置して回航する練習から始めました。その後南西の風が2m/sと安定してきたのでマークを設定しなおし、レースを行いました。中級クラス、初級クラスと順にスタートしたあとから徐々に風が強くなり、中級クラスが上下のレグをいくころに風速は5m/sに。プレーニングしてあっという間に下マークへ到達していました。初級クラスは徐々にヒールがきつくなり、まだメインシートをうまく調節できないのでヒールしすぎて帆走不能になっていました。
欲張ってブイを打ち直してもう1レースやろうとしましたが、沈艇も出だしたので安全をとって着艇の指示を出しました。うーん、もう少しやりたかったのに残念。
皆が着艇することには風速は8m/sまで上昇。片付け、着替えを済ませたのちに、吹いてきたときにどうすれば安全に走れるかの講習を行いました。中級クラスには①ブームが進行方向に対して70°~80°くらいしか出ないよう、メインシートにこぶをつくること。②アウトホールをしっかり引くこと。③フリーではアンヒール→ラフィング ヒール→ベアリングし、フラットなバランスを保つことなど伝えました。
初級クラスには、アクセスディンギーのマスト固定ねじの存在を伝え、風が強い時に行う縮帆の方法を伝えました。これで子供たちも安心。さあ、あとはレースを待つのみです。みんなレース頑張ろう!
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